昏睡状態の人を見舞う時、 どのような心持で向かえばよいのか・・・。 話しかけても届いているものか。 そんな局面に立たされることは決して他人事ではない。
かつて、重度のくも膜下出血で倒れた経験がある 福岡市の有田直子さんが、 「意識のない世界」を綴った本 「昏睡Days」
この本のすごいところは、 記憶を頼りに書かれただけでなく、 当時のカルテを開示してもらい、 執刀医、看護師らの寄稿や、 家族の日記を時系列で掲載しているところ。 つまり、患者、家族、医療、介護の 多角的な視点からのドキュメントになっているのだ。
当事者しか知りえないことが、互いが補完することで、 きれいごとだけでない実相を浮かび上がらせています。
「読んで退屈な闘病記にはしたくなかった」という有田さん、 そう、この表紙を見ても分かるでしょう? 難しい医学書でも、あやしい宗教書やオカルトでもない、 等身大の良書です。 きっと、多くの人が勇気付けられるとおもいます。
坂田、お勧めの一冊です。 |
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