長崎の多良見に工房を構える木工職人 早田聡さんの個展に行ってきました。
早田さんの作る道具は、 木そのものの風合が最大限生かされています。 テーブルの表面を撫でると、なんともいえない柔らかい、 「木肌」を感じ取れるのです。 聞くと、蜜蝋やオイルは、全て天然素材を使っているそうで、 素人目には仕上げ剤を何も塗っていないように見えます。
また、椅子も、座面に突き抜けた足の接合部が見えていますが、 なめらかな仕上げが施されています。 多分、手間のかかる工程じゃないかと思います。 金具は使わないそうです。
早田さんが作る家具のルーツはシェーカー家具。 アメリカに18世紀に移住した、シェーカー教徒によって 生み出されたシンプルなデザインの木工品。
早田さんの木工との出会いは劇的です。 京都外大を留年し、あてもなく中退しようと決意して、 両親に報告するために乗った長崎に帰るバスの中で、 シェーカー家具の雑誌記事を見て、 「これだ」と次の進路を決めたそうです。ダイナミックです。 天職とは、このように出会うものなのですね。
それから専門学校などに通い、 技術と自信を身につけ独立し10年になります。
早田さんの作った品々は、見たら惚れます。欲しくなります。
早田くんと僕は、小学校の低学年の時のクラスメート。 いくつかの偶然が重なって、30年ぶりに訪ねて再会したのでした。
早田さんのホームページや http://homepage2.nifty.com/sodafactory/index.html 紹介記事はこちら http://www.hamasuka.jp/content.php?contNum=1&month=2008-07
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