私の声が今、九州国立博物館で流れています! 「国宝大絵巻展」です。
絵巻は、奈良〜室町時代、日本で展開した文化であり、 最高の娯楽でもあったわけですが、 財力と、高い教養がなければ手が出せなかったんでしょうね。 一番の絵巻コレクターは、後白河法皇だったそうです。 多くの絵巻の名品を買い集めたほか、自らも製作させていたそうです。
絵巻は、左側が未来で、右側が過去になります。 物語が、まだ見ぬ未来、左側から現れるのです。 だから登場人物の動きも、左向きが基本になっていることに気付きます。 当時の最新、最高のニュー・メディアだったんでしょうね。 劇場を持たない映画製作だと感じました。 後白河法皇は、自分で楽しむために巨費を投じて 映画をプロデュースしていたといった感じでしょうか。
そして、会場を訪れて驚かされるのが、修復、保存技術の素晴らしさです。 一部を消失して焼け残った絵巻は、どんな姿になるのか? そして、どう修復するのが最良なのか? これは驚嘆しますよ。これは現代のプロの仕事!(30年ほど前の修復だそうですが) ガラス越しですが、めちゃめちゃ近くで見ることができます。国宝を!
さらに、国宝1巻分全部展示もしています。こんな展示普通は不可能でしょ!? 1巻長さ13mのものですよ! そんな展示ケース見たことありますか! あ〜贅沢!幸せ!!
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